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Emacs 活用法

ここでは、Emacs の Tutorial (C-h T で起動できる) に書かれているようなことはマスターしてる人向けに、より便利に活用できるような内容を目指したいと思っています。 でも思ってるだけかも。

対象としている Emacs のバージョンは 21 です。 Emacs 20 ないしは Emacs 19 ベースの Mule-2.2/Mule-2.3 などについては、この文書の Emacs 20 版 ないしは Emacs 19 版 を御覧下さい。

Emacs Lisp の書き方

GNU から出ている Emacs Lisp 入門の を書いてみました。 texi2html で HTML 形式にしたものと、元の Texinfo ファイルが置いてあります。 なお、他の方が訳された本が出版されているようです。

表記方法について

スペースバー等のキーについては、一部短縮して、大文字のアルファベットで 記述しています。以下はその例です。
SPCスペースバー
RTNEnter (Return)
SHIFTシフト
CTRLCtrl
ALTAlt
TABタブ
ESCエスケープ
F1...F12Function キー
META メタキー(普通のPC/ATのキーボードにはないけど)

更に、いくつかのキーの組み合わせ (キーコード) については、次のような表記方法を取っています。

C-h
CTRL キーを押しながら、 h 押すことを意味します。
M-h
META キーを押しながら、 h を押すことを意味します。 AT 互換機などでは ALT キーが METAキーの代わりに使えるでしょう。 ESC キーも代わりに使えます。この場合は ESC を押してから一旦離し、その後に h を押すことを意味します。 大抵のキーボードでは C-[ESC の code を発生させられますが、それでも OK です。
M-C-\
META キーと CTRL キーと \ を同時に押すことを意味します。 META キーがなければ ESC キーが代わりになります。 この場合、まず ESC を押してから離し、次に CTRL\ を同時にタイプすることになります。 C-[ESC の code を発生させられる環境なら、 CTRL を押しながら [ を押して、CTRL はそのままにして \ を押せば OK なので楽です。
C-M-\
これも上と同様です。

また、Emacs のキー(コード)は必ず何らかの Emacs のコマンドに割り当てられています。 例えば、C-fforward-char というコマンドを実行するキーです。 これは、M-x  forward-char とやると C-f とタイプした場合と同じ動作をすることで確かめられます。

どのキーにどんなコマンドが割り当てられているかは、 C-h k (describe-key)に続けてそのキーをタイプすることで調べられます。 この文書ではこの関係をしばしば C-f (forward-char) のように書くことで示しています。


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