ここでは、Mule の Tutorial (C-h T で起動できるもの) に書かれているようなことはマスターしてる人向けに、より便利に活用できるような内容を目指したいと思っています。 でも思ってるだけかも。
一応学科内向けということで、neumann というマシンで作業する方を対象としていますが、 そうでない人にも役に立つよう、注意はしてるつもり。
また、対象としている Mule は (neumann では mule として起動される) Mule-2.2@19.28 です。 Emacs-19.34 base の mule-2.3 で手を入れなければならなかったものについても少し書いてます。
Emacs と Mule との統合版である Emacs-20 での動作については Mule-2.3 から Emacs-20 への移行について の方に書いていくつもり。
なお、説明に出てくる Emacs Lisp は基本的には neumann に既にインストールされています。
GNU から出ている Emacs Lisp 入門の和訳を御覧下さい。 texi2html で HTML 形式にしたものと、元の Texinfo ファイルが置いてあります。
最近、他の方が訳された本が出版されたようですが…。(^^;;
上の Emacs Lisp 入門には自分で mode を作る方法が載ってないので、素人でも簡単に mode を作る方法みたいなのを書こうと思ってます。 でも最近なんか忙しい…。 取り敢えず書きかけのものがあります。
スペースバー等のキーについては、一部短縮して、大文字のアルファベットで記述しています。 以下はその例です。
SPC | スペースバー |
RTN | Enter (Return) |
SHIFT | シフト |
CTRL | Ctrl |
ALT | Alt |
TAB | タブ |
ESC | エスケープ |
F1...F12 | Function キー |
META | メタキー(普通のPC/ATのキーボードにはないけど) |
更に、いくつかのキーの組み合わせ (キーコード) については、次のような表記方法を取っています。
また、Emacs のキー(コード)は必ず何らかの Emacs のコマンドに割り当てられています。
例えば、C-f は forward-char
というコマンドを実行するキーです。
これは、M-x forward-char とやると C-f とタイプした場合と同じ動作をすることで確かめられます。
どのキーにどんなコマンドが割り当てられているかは、
C-h k に続けてそのキーをタイプすることで調べられます。
この文書ではこの関係をしばしば C-f
(forward-char)
のように書くことで示しています。