bibtex (bibtex 入力支援環境) について

bibtex って何?

LaTeX を使って論文を書いてらっしゃる方には、参考文献を bibtex を使って管理している方も多いと思います。 で、そのためにはデータベースとなる bib ファイルを書いていかねばならないわけですが、エントリーを全部自分で書いていくのは面倒ですし、どんなエントリーがあったかというのをいちいち憶えているのも面倒です。 その辺をある程度自動的にやってくれるのが bibtex.el です。 これは元々の Mule にも附属しているのですが、もうちょっと新しいのがあります。 bibtex.el 使い方は普通と同じです。 良く分からない方は マクロの追加の仕方を御覧下さい。

ただし、現在 neumann で動いている mule2 は Emacs 19.28 ベースのもので、ちょっと古いので、そのまま実行するとエラーが起きてしまいます。 ということで、使うためには下のコードを .emacs とか、常にロードしているマクロの中にでも書いておいて下さい。

(defun buffer-substring-no-properties (beg end)
  "Return the text from BEG to END, without text properties, as a string."
  (let ((string (buffer-substring beg end)))
    (set-text-properties 0 (length string) nil string)
    string))

或いは no-properties.elをそのまま挿入しても良いです。

因みに、新しい方では menu bar にちゃんとエントリが出ます。私は普段は menu bar とかは使わない方なんですが、bibtex を使う時だけはあった方が便利だなと思ってしまうのでした。 ではお楽しみを。


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