UNIX のコマンドに which というのがあります。 これは、そのコマンドをタイプしたときに、どの実行ファイルが使われることになるかを調べるためのコマンドです。
ls -l `which perl`
などという使い方もよくされますね。
Emacs でも、沢山の Lisp ファイルを使っていると、たまに同じ名前の違ったバージョンをいくつかの異なるディレクトリに入れてしまって、どっちが実際に load されるのかということが問題になることがあります。
そんなときには、この which.el
です。
インストールは単に whici.el
を load-path に置き、bytecompile しておくだけです。
そうすると、M-x whichに続けて load-path 上にある Emacs Lisp のファイル名をタイプすることで、実際の PATH を表示できるようになります。