画面に表示をするにはwritelnを使えばよかったのですが、 キーボードから入力するには、readlnを使えばよいのです。
まず例をみて学びましょう。
program nibai(input,output); var i : integer; begin readln(i); writeln(i*2) end.
次に実数を入力して、そのsinの値を表示するプログラムをみてみましょう。
sino% pc nibai.p sino% ./nibai 10 ←この10はキーボードから入力したものです。 20 ←この20が出力結果です。 sino%
前のプログラムとの違いは変数宣言部で、 integerがrealになっていて、 実数の変数x宣言になってます。
program sine(input,output); var x : real; begin readln(x); writeln(sin(x)) end.
変数の名前がiからxに変っていますが、これは単に わたしの好みです。
【練習】上のプログラムを実行せよ。
【応用練習】sqr(sin(x))+sqr(cos(x)) を上のような入出力のやりかたで計算する プログラムをつくれ。