ステップ4

もどる
文字列の表示はすでに習得しました。つぎに数の出力を勉強しましょう。 Pascalでも整数は、777とか-10などと書きます。表示については、文字列と同 じく、writelnを使用します。以下のプログラムは整数777を表示します。

program lucky(input,output); begin writeln(777) end.
また、writelnのパラメータには
1+1「いちたすいち」 や 2*2「にかけに」
のような式を書くことができます。

program seisushiki(input,output); begin writeln(1+1); writeln(2*2); writeln(13 div 5); writeln(13 mod 5); writeln((13 div 5)*5+(13 mod 5)) end.
ちなみに「13 div 5」とは「13を5で割った商」で、「13 mod 5」とは「13を5 で割ったときの余り」です。従って実行結果は次のようになります:

sino% pc seisushiki.p sino% ./seisushiki 2 4 2 3 13
【注意】演習書ではreadLnやwriteLnといったふうにエルが大文字になってま す。普遍教育計算機システムで使用するPascalのコンパイラでは「'」で囲ま れる文字列のなか以外では、大文字と小文字とを区別しません。従って、
readln READLN readLn ReadLn Readln …
などはすべて同一のものとして扱われるのです。
もどる