一番簡単なものとして、
program ohayo(input,output); begin writeln('Ohayo gozaimasu.') end.
これで、プログラムのテキストファイル(略してプログラムテキスト)が できあがりました。 (注意)Pascalのプログラムテキストのファイル名は必ず「.p」で終るようにし てください。例えばsino% mule ohayo.p ←ミュールの起動 ミュールでの作業 (1)上の4行を忠実に入力する。 (2)「Control-x Control-s」のコマンドで 入力をファイルに書き込む。 (3)ミュールを終了する。 sino%
といった名前がよいわけです。ohayo.p goodbye.p sum.p
sino% ls ←ファイルohayo.pの存在確認。 %backup%~ RMAIL~ ohayo.p~ myrecord.doc sample.p Mail doc mail-1 nisizaki test.doc RMAIL ohayo.p myfirst.doc public_html (出力のなかに、hello.pという名前があればファイルが存在しています。) sino% cat ohayo.p ←ファイルhello.pの内容の画面表示。 program ohayo(input,output); ←このように begin ←ファイルの内容が writeln('Ohayo gozaimasu.')←表示されます。 end. ← sino%
と入力すればよいのです。 「〜.p」 というのはPascalのプログラムテキストのファイル名です。 今回の場合、ファイル名は、ohayo.pなので、pc 〜.p
打ち間違いなどがなければ、上のように、 コマンドからの出力はありません。 エラーを利用者にしらせる出力がでてきます。 (出力例) エラーが出力されたら、もう一度プログラムのテキストファイルの内容を チェックしてください。sino% pc ohayo.p sino%
「〜.p」という名前ならば、生成される実行可能ファイルの名前は、
「〜」です。今回は、「ohayo」という名前の実行可能ファイルができています。 それを実行してみましょう。
というような実行結果になり、無事、成功しました!sino% ohayo Ohayo gozaimasu. sino%
【練習】 プログラムの作成は期待通りの計算をしてくれるプログラムを作るのが 目的です。しかし実際に一番時間がかかるのはプログラムの間違い(バグ)を 見つける作業です。ここでは、バグを故意にプログラムにしこませて、 どんなコンパイルエラーが生じるか、観察してみましょう。
エラーメッセージは英語で出力されます。そして、いろいろと「わけのわからない」 ものも含まれています。重要なことは、わかる範囲で最大限に情報を収集し、 「人間様」もちょっとは頭をつかうということです。