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[空の絵]

パドバの青い空

イタリアには何時頃行くのが良いのかというのは勿論地域や都市によって違うのだが, 私が行った 3/15 から 6/15 というのが一番温暖で過ごしやすい時期であることは確かなような気がする。

3/15 に Milan の空港に降りたったとき, 地表の気温は 20 度だという説明があった。 寒い日本から来た私は, イタリアは暖かい国だという先入観を持ってしまったのだが, 実際は日本とほぼ同じような気温のようである。3 月中は三寒四温を繰り返してだんだんと暖かくなっていったし, 5 月の中旬に非常に暑い時期があったかと思うと 6 月でも寒い日はあった。

Padova の夏は他の地域に比べて湿っているのだと聞いた。しかし少くとも五月中は殆ど雨は降らなかった。 三ヶ月の間に雨に出逢った日は五, 六日だけだが, そのうち三回は空は晴れているにも関わらず雨が降るという「きつねの嫁入り」状態だったし, 二回は夕方に突然雷がなって夕立が降るというものだった。 そういう訳で一日中雨の日というものにはついぞ出逢わなかった。Padova は portico の町なのでこの手の雨だけなら十分傘なしで暮らせる。 羨しい限りなのだが, Padova の人に言わせると, ここは夏は蒸し暑いということである。 一度梅雨の京都にでも来て欲しいものである。 もっとも今年は雨が少ないらしく, 例年はもっと降るのだということだった。


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