[ホーム]->
[emacs]->
[活用法]->
[gpg]
gpg.el
(ファイルの暗号化/復号化)
ファイルを他人に見られたくない場合, 暗号化して保存するという方法が考えられます。
このとき, 編集する度に一々復号化したり暗号化したりする作業は面倒です。
そこで, 適当に拡張子を設定し, Emacs でファイルを開くときには自動的に復号化し,
保存するときには自動的に暗号化してくれれば便利です。
暗号化にGnuPGを利用する場合は,
山本和彦氏の書かれた
gpg.el
を利用すると, これらのことができるようになります。
もちろんGnuPGがインストールされていることが前提です。まず
gpg.el
を
load-pathに置き、好みに応じて
bytecompileします。
そして
gpg.el
の最初に書かれているように, .emacs.el
などの初期ファイルに
(autoload 'gpg-after-find-file "gpg" nil t)
(add-hook 'find-file-hooks 'gpg-after-find-file)
と書いておけば, 起動時から使えるようになります。
普通に, C-x C-f で拡張子がgpg
のファイルを開こうとすると, 暗号化の際の
パスフレーズ
を聞いてきます。これを入力すれば, 編集できるようになります。
保存するときは, 普通のファイルと同様
C-x C-s
で保存すればOKです。
[ホーム]->
[emacs]->
[活用法]->
[gpg]