であるとして、今、[0,1]上の定積分を行うこととします。f:[0,1]→[0,1]; 但し、[0,1]は実数上の0と1との閉区間
定積分の値は上の図の灰色の部分の面積を求めればよいわけです。![]()
さて、つぎに乱数を用いて、[0,1]×[0,1]の正方形のなかに、特に 規則性なく、かたよりなく点を打っていったとして…
この点が灰色の部分に命中し確率を考えます。この確率は、 つぎのような関係式を満すはずです:![]()
灰色の所の面積
-------------------------- = 灰色の部分に命中する確率
[0,1]×[0,1]の正方形の面積
すなわち、
灰色の所の面積 = (灰色の部分に命中する確率)([0,1]×[0,1]の正方形の面積)
= 灰色の部分に命中する確率
プログラムでは、計算機をもちいて何万回か正方形の中に規則性なくかたよりなく
点を打つ実験をおこなって、灰色の部分に命中する確率をもとめるのです。
そして、乱数をもちいるのはどこかというと、
「規則性なくかたよりなく点を打つ」というところです。
(作成中)