数学では「整数全体からなる集合は実数全体からなる集合の部分集合である」 と習いました。しかし、Pascalをはじめとする多くのプログラミング言語では、 実数と整数は別物として扱われます。
また、計算機で扱う実数と数学で扱う実数はギャップがあります。計算機で扱
うことのできる実数は、いわゆる「小数」で、その精度も有限です。従って、
のような無理数はもちろん表現することができません。
Pascalでの整数の書き方は、
〈符号〉〈数字の列〉 ただし、〈符号〉は、+ または - または なにも書かないです。例えば、
〈符号〉〈数字の列〉.〈数字の列〉 〈符号〉〈数字の列〉e〈符号〉〈数字の列〉 〈符号〉〈数字の列〉.〈数字の列〉e〈符号〉〈数字の列〉というふうに書きます。