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スイスアルプス

日本からイタリアに行く場合、アリタリアで直接ミラノに乗り入れる、という方法もあるとは思うのだが、私は Air France でパリ経由で入った。 結果的に、これは正しい選択だったと思う。 理由はいくつかある。私は生協で航空券を頼んだのだが、アリタリアと較べても Air France は一万円くらいしか高くなかった。 (生協が元々それ程安くないという話もあるが。) 人から聞いた話と照らしあわせると、サービスは Air France の方が良さそうだ。 また、アリタリアを使うと予約の再確認をしなければならないのだが (というか普通はそうだが)、教えられた電話番号が現在は使われてなかったり、全然つながらなかったりしたそうだ。 同じ生協で買ったにも関わらず Air France の方は再確認は不要であった。

が、まあサービスとかはたまたまそうだっただけかも知れないし、再確認だって実際に飛行機が予定通り飛ぶかどうかの確認は必要だろうから(私はそれさえもさぼったが)、あまり関係ないかもしれない。 乗換が面倒だとかいう場合もあるだろう。 ただ、それらの点を除いても Air France で良かったと思うのはスイスアルプスの光景である。 パリ経由でイタリアに行くとなると、スイスアルプスを越えることになる。 その風景が美しいのである。ボーイング 747 などのでっかい飛行機で長時間飛ぶわけではないので窓を閉めろとか言われないし、大概空いているので多分窓際の席に座れるだろう。

今回は滞在期間中に一度フランスに行ったので、合計四回パリ〜イタリア間の飛行機に乗った。 それぞれ時間帯や季節が違ったが、いずれも窓の外の景色は素晴しかった。 おそらく電車で乗り入れても変化のある景色を楽しめるのではないだろうか。


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