様々なモード

世の中には公開されているものに限っても、信じられないくらい沢山のモード がある。Emacs をインストールした直後でもいろんな種類のファイルに対して 適切なモードが対応させられている。これは、 *scratch* バッファででも auto-mode-alist を評価してみれば分かる。

Emacs を起動してすぐに目にするのは、 *scratch* バッファの Lisp Interaction mode、 そして、対応するモードが見つからない時の Fundamental mode だろう。

人によって良く使うモードは違うと思うが、適当に列挙してみる。Mew とか GLOG とか、ある程度大きな Emacs Lisp では、複数のモードが組み合わさっ ているわけだが、そういうのは他で説明してるので、ここでは省くことに。

主モード

ファイルの種類モード補足
TeXTeX, LaTeXEmacs にデフォでついてる
TeXAUC-TeXPlain TeX, AMS-TeX などにも対応
LaTeX yatex-mode LaTeX ならやっぱりこれでしょう
HTMLyahtml-mode yatex-mode と同じ感じで使える
html-helper-modeAUC-TeX と似た感じ
SGMLsgml-mode いろいろある。psgml のがよさげ。
Perlperl-mode debug には perldb が便利
cperl-mode 最新版は Emacs-20.x でないと使えない
Rubyruby-mode オブジェクト指向スクリプト言語 ruby
の配布に含まれる
AsirasirRISA/ASIR を使う時のモード
Pari/GPpari-modePari/GP を使う時のモード
POV-Raypov-modePOV-Ray ファイルの編集用
FVWMfvwm-mode Window manager FVWM の初期化ファイルである
.fvwmrc 編集用 (^^;
データベースEdbEmacs data base
Cc-mode 最近のはカスタマイズの仕方が変わったらしい
AWKawk-mode 
PostScriptpostscriptPostScript 用
Schemescheme-mode scheme のソース編集用。
実行には cmuscheme の中の run-scheme が便利.
Bashsh-mode Shell によって動作を変えるすぐれものみたい。
sh-script.el で定義されてる。
DirectorydiredDIRectoryEDitor

副モード


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