CLisp

目次

1. clispとは
2. slime
3. core dump

clispとは

clispもCommon Lisp の実装の一つです。 様々なプラットフォームで動いています。 Vine Linux 4.2 でも、Vine Plus に clisp の rpm があるので、それを インストールするだけです。

設定

個人用の sbcl の設定は主に .clisprc を利用する。

asdf のための設定

どうするのが正解かはよくわからないが、取り敢えず sbcl の場合を真似て ~/.clisp/site, ~/.clisp/systems というディレクトリを作成しておく。

asdfを利用するために, まず asdf.lispをダウンロードして、~/.clisp/site に置く。 基本的にはこの単一のファイルを読み込むだけで asdf が使える。 asdf で使うディレクトリを指定するために、asdf:*central-registry* に~/.clisp/site を追加する。 ということで、.clisprcに、まずは

#-:asdf (load "~/.clisp/site/asdf")
(pushnew "~/.clisp/systems/" asdf:*central-registry* :test #'equal)

slime

slime 自身のインストールについては slimeの項を参照。 これを clisp でも使えるようにするには、その設定にあるように、 slime-lisp-implementationsに clisp の設定を加えておくだけでよい。

(setq slime-lisp-implementations
      '((sbcl ("sbcl") :coding-system euc-jp-unix)
        (clisp ("clisp") :coding-system euc-jp-unix)))

asdf-install

clisp は sbcl のように asdf-install が始めからはついていないので、 まずはインストールする必要がある。 asdf-install から gzipped tar ball を取ってきて、それを~/.clisp/site 以下で展開し、

ln -s ~/.clisp/site/asdf-install/asdf-install.asd ~/.clisp/systems

#-:asdf (load "~/.clisp/site/asdf")
(pushnew "~/.clisp/systems/" asdf:*central-registry* :test #'equal)
#-:asdf-install (asdf:operate 'asdf:load-op :asdf-install)
(setf asdf-install:*locations*
      '((#P"/usr/lib/clisp/site/" #P"/usr/lib/clisp/site-systems/"
	 "System-wide install")
	(#P"~/.clisp/site/" #P"~/.clisp/systems/"
	 "Personal installation")))

なお、~/.asdf-install に

(defparameter ASDF-INSTALL-CUSTOMIZE::*VERIFY-GPG-SIGNATURES* nil)

core dump

(ext:saveinitmem "main.core")

clisp -M main.core